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【医師解説】ポテンツァ5つのチップの違いと効果|クレーター・赤み・ニキビ・たるみ・毛穴を一台で

【医師解説】ポテンツァ5つのチップの違いと効果|クレーター・赤み・ニキビ・たるみ・毛穴を一台で

はじめに|SNSで話題の「ポテンツァ」、結局なにが違うの?

ともこ所長
白水先生、最近SNSでよく見かける「ポテンツァ」って、実際どんな治療なんですか?種類がたくさんあって、自分にどれが合うのか分かりづらくて…
白水統括院長
いい質問ですね。ポテンツァは1台で5種類のチップ(針)を使い分けられるのが大きな特徴で、クレーター・赤み・ニキビ・たるみ・毛穴と、悩みごとに最適なアプローチを選べる治療なんです。今日はその違いを一つずつ整理していきましょう。

ニキビ跡のクレーターや、なかなか治らない顔の赤み、年齢とともに気になり始めるたるみ。これらは美容皮膚科で長年「治療回数がかかる」「ダウンタイムが長い」とされてきた悩みです。ポテンツァ(POTENZA)はその常識を変えつつある最新機器として、近年大きな注目を集めています。

この記事では、エルムクリニック統括院長の白水が、ポテンツァの仕組みと5種類のチップの違い、そして悩み別の選び方を分かりやすく解説します。

※本記事はYouTube動画の内容を再構成し、加筆したものです。

ポテンツァとは?仕組みとダーマペンとの違い

「針+高周波(RF)」で真皮にアプローチする治療

ポテンツァは、極細の針(マイクロニードル)を皮膚に刺し、その針先から高周波(RF)を流して熱を加える治療機器です。原理は外科手術で使う電気メスと同じで、皮膚の真皮層に熱を届けることでコラーゲンの再生を促します。

白水統括院長
皮膚は表皮と真皮に分かれていて、ハリや弾力を支えているのは真皮のコラーゲンやエラスチンです。これらは加齢や紫外線でどんどん減っていく。減ったタンパク質を「作り直す」のがポテンツァの本質なんです。

火傷リスクが少ない理由

従来のサーマクールやイントラジェンなどの高周波機器は、皮膚の表面から熱を入れる方式のため、強い出力では火傷のリスクがありました。

ポテンツァは針先からのみ熱が出る構造になっており、皮膚表面には熱が入りません。そのため必要な深さに、必要なだけの熱を集中投下できるのが大きな技術的優位点です。

ダーマペンとの違い

比較項目 ダーマペン ポテンツァ
アプローチ 針で穴を開けて自然治癒を促す 針+高周波の熱で真皮を刺激
針の動き 滑らせながら施術(針穴が裂けやすい) 垂直に刺してまっすぐ抜く
ダウンタイム やや長め 比較的短い
クレーター治療の回数感 多くの回数が必要 より少ない回数で変化が出やすい
ともこ所長
同じ「針で刺す治療」でも、針の動かし方や熱を加えるかどうかで、こんなに違いが出るんですね。
白水統括院長
そうなんです。特にクレーター治療では、ダーマペンだと回数も費用もかなりかかります。ポテンツァは熱エネルギーが加わる分、1回あたりの変化を実感しやすいのが大きな違いですね。

5種類のチップ徹底比較

エルムクリニックでは、ポテンツァの5種類のチップをすべて取り揃えています。まずは一覧で全体像を確認してみましょう。

チップ名 主な対象 高周波 薬剤導入
CP25 クレーター・毛穴・小じわ あり あり あり
Sチップ 赤み・肝斑 あり あり なし
ダイヤモンドチップ たるみ・引き締め なし あり なし
ニキビチップ 炎症性ニキビ あり(1本) あり なし
SFA 表面のザラつき・小じわ ごく浅い あり なし

※施術メニュー名や使用チップは、お悩みやドクターの判断により組み合わせが変わる場合があります。

【チップ別】特徴と向いている悩み

① CP25|クレーター・毛穴・小じわに

「針を刺す → 高周波を流す → 薬剤を入れる」3つのステップを1台で行えるチップです。

ポテンツァのCP25は、針を抜く瞬間に陰圧(吸い込む力)がかかる構造になっており、薬剤を真皮の深いところまで届けられるのが特徴。重度のクレーターや深い毛穴に対する切り札的な存在です。

CP25のポイント
  • 当院での施術メニュー例:陶器肌ポテンツァ/クレーターポテンツァ/ボトックスポテンツァ
  • 向いている悩み:ニキビ跡のクレーター、開いた毛穴、小じわ

② Sチップ|赤み・肝斑に

針を刺して高周波を流すところまではCP25と同じですが、薬剤導入は行わず、毛細血管の引き締めに特化したチップです。

白水統括院長
顔の赤みは、皮膚表面近くの毛細血管が拡張している状態。Sチップは血管そのものに直接熱を入れて凝固させることができるので、満足度が非常に高い施術です。
Sチップのポイント
  • 向いている悩み:顔全体の赤み、ニキビ跡の赤み、肝斑

③ ダイヤモンドチップ|たるみ・引き締めに

5種類の中で唯一「針を刺さない」チップです。皮膚の表面から高周波を入れて、真皮層を熱で引き締めます。

サーマクールやサーマジェンといった従来の高周波治療と比べて、痛みが大幅に少ないのが特徴。ダウンタイムもほぼゼロで、施術後すぐにメイクや日常生活に戻れます。

ともこ所長
HIFU(ハイフ)との違いも気になります。たるみ治療ってどっちを選べばいいんでしょう?
白水統括院長
いいポイントですね。HIFUは深い層(土台)に届く分、脂肪も一緒に減らす作用が強いんです。だからもともと痩せている方やバッカルファットを取った後の方は、HIFUをやりすぎると頬がコケてしまうリスクがある。
白水統括院長
一方ダイヤモンドチップは真皮層だけに熱を入れるので、脂肪量を減らさずに表面をキュッと引き締められる。脂肪を残したい方には、こちらの方が安心です。
ダイヤモンドチップのポイント
  • 向いている悩み:顔のたるみ、輪郭のもたつき、ハリ不足
  • 特に推奨:もともと脂肪が少ない方、頬コケが気になる方

④ ニキビチップ|炎症性ニキビに

絶縁コーティングされた1本の針を、赤く腫れたニキビに直接刺入する専用チップです。1個のニキビに対し約5箇所ずつ針を刺し、ニキビの大元である皮脂腺(皮脂を作るタンク)を熱で破壊します。

これは単に炎症を抑える対症療法ではなく、同じ場所からの再発を予防するアプローチである点が大きな特徴です。

ニキビチップのポイント
  • 向いている悩み:膨らんで赤い炎症性ニキビ、繰り返すニキビ

⑤ SFA|表面のザラつき・小じわに

皮膚のごく浅い層にだけ高周波を当てるチップです。施術後は赤みが強めに出ますが、1週間ほどで細かいかさぶた(角質)が剥がれ落ち、表面のザラつきや小じわがリセットされます。

CO2レーザーのような深い侵襲を避けつつ、肌表面を新しく入れ替えたい方に向いています。

SFAのポイント
  • 向いている悩み:肌表面のザラつき、浅い小じわ、くすみ感

症例で見るポテンツァの効果

クレーター|CP25を3回施術

ニキビ跡で皮膚表面がでこぼこしていた方の症例です。3回の施術でクレーター自体が浅くなり、毛穴も引き締まっていることが確認できました。ダーマペンでは多くの回数を要する症状ですが、ポテンツァは少ない回数で変化を出しやすいのが強みです。

顔の赤み|Sチップを3回施術

顔全体の赤みでお悩みの方の症例。1回目から効果を実感される方が多く、3回でかなり改善が見られました。血管に直接アプローチできるのがポテンツァの大きな強みです。

たるみ|ダイヤモンドチップを1回施術

ダイヤモンドチップ1回の施術で、顔全体に引き締まりが出た症例です。ダウンタイムがほぼゼロなので、定期的なメンテナンスとしても続けやすいのが魅力です。

炎症性ニキビ|ニキビチップを3回施術

膨らんで赤い炎症性ニキビへの施術例。炎症がしっかり鎮まり、同じ場所への再発も予防できる点が、従来のニキビ治療と大きく異なります。

※症例写真・症例詳細は施術ページに掲載しています。効果の感じ方には個人差があります。

ダウンタイムについて

チップ 直後 翌日 完全に落ち着くまで
ダイヤモンドチップ ほぼなし ほぼなし ほぼゼロ
針を使うチップ(CP25・Sチップ・ニキビチップ) 強めの赤み・ヒリつき 赤みは大部分が引く/メイク可 2〜3日程度
SFA 赤みが強め 赤み継続 1週間ほどで角質が剥がれて落ち着く
ともこ所長
翌日にはメイクできるレベルまで戻るんですね。仕事をしている方でも続けやすそう。
白水統括院長
そうなんです。ダーマペンが針を動かしながら施術するのに対し、ポテンツァは垂直に刺してまっすぐ抜くので、傷の治りが早い。ダウンタイムの短さも大きなメリットですね。

※ダウンタイムには個人差があります。施術後の経過に不安がある場合は必ずクリニックへご相談ください。

どのチップを選べばいい?|悩み別マトリクス

お悩み 推奨チップ
ニキビ跡のクレーター・深い毛穴 CP25
顔の赤み・肝斑 Sチップ
たるみ(脂肪を減らしたくない方) ダイヤモンドチップ
炎症性ニキビ・繰り返すニキビ ニキビチップ
肌表面のザラつき・浅い小じわ SFA
白水統括院長
とはいえ、お肌の悩みは複数が重なっていることがほとんどです。「クレーターも気になるけど赤みもある」「たるみも毛穴も両方ケアしたい」というケースでは、複数のチップを組み合わせる治療プランをご提案します。
ともこ所長
自分でチップを選ばなきゃ、と気負わなくて大丈夫なんですね。
白水統括院長
はい。カウンセリングでお肌の状態を診させていただいた上で、最適なチップと回数をご提案します。気軽にご相談ください。

まとめ|ポテンツァは「悩みに合わせて選べる」次世代治療

この記事のポイント
  • ポテンツァは「針+高周波」で真皮にアプローチする治療機器
  • 表面に熱が入らないため、火傷リスクが少なく深い層に十分な熱を届けられる
  • 5種類のチップを使い分けることで、クレーター・赤み・たるみ・ニキビ・ザラつきまで幅広く対応
  • 垂直刺入によりダーマペンよりダウンタイムが短い
  • どのチップが合うかは、医師のカウンセリングで判断するのが安心

ポテンツァは、これまで「難治」とされてきた肌悩みに対して少ない回数で変化を出せる可能性のある治療です。ただし、その力を最大限に引き出せるかは、チップの選択と照射設定、つまり医師の診断にかかっています。

「自分の肌にはどのチップが合うのか」「何回くらい必要なのか」など、具体的な疑問はぜひカウンセリングでご相談ください。

ご相談・カウンセリングのご案内

エルムクリニックでは無料カウンセリングを実施しています。お肌の状態を直接診させていただき、5種類のチップの中から最適な治療プランをご提案します。

※本記事は医師監修のもと、当院YouTube動画の内容をベースに作成しています。診断・治療方針は患者様お一人お一人で異なります。施術を検討される際は必ず医師の診察を受けてください。

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