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【医師解説】ヒアルロン酸はどのくらい入れる?|”量”より”配分”が若返りの鍵

【医師解説】ヒアルロン酸はどのくらい入れる?|”量”より”配分”が若返りの鍵

はじめに|ヒアルロン酸は”量”より”配分”が若返りの鍵

ともこ所長
ヒアルロン酸って、どのくらい入れればいいんですか?どこに何cc必要か、全然わからなくて……。
相原理事長
部位によって必要な量はかなり違うんですよ。ポイントは「量」より「配分とバランス」。全体のバランスを見ながら骨格に合わせて入れることが、自然な若返りにつながります。

ヒアルロン酸を検討していると、「どのくらい入れればいいのか」「入れすぎてバレないか」といった疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。実は、部位ごとに適切な注入量は大きく異なります。面積の広いこめかみや頬には比較的まとまった量が必要な一方、目の下や鼻根部などデリケートな部位はわずかな量でも大きな変化が生まれます。

この記事では、エルムクリニックの相原理事長が額・こめかみから目の下・鼻・頬・ほうれい線・唇・顎まで、部位ごとの注入量の目安とバランスの考え方を詳しく解説します。カウンセリングで何を相談すればいいか迷っている方にも参考になる内容です。

この記事で分かること
  • 部位ごとのヒアルロン酸注入量の目安(cc数)
  • こめかみ・額・頬など広い部位と、鼻・目の下など繊細な部位の違い
  • 全体のトータル量と分割施術の考え方
  • 周囲にバレにくい部位・バレやすい部位の違い
  • 自然な仕上がりのために医師とカウンセリングで決める理由

※本記事はYouTube動画の内容を再構成し、加筆したものです。

なぜ部位によって注入量が変わるのか

ヒアルロン酸の注入量は、患者様の骨格・皮下脂肪の状態・面積・血管の走行など、部位ごとの特性によって大きく異なります。たとえばこめかみや頬のように面積が広く、骨や筋肉のボリューム低下が全体の印象に影響する部位は、まとまった量が必要です。一方で、目の下や鼻根部のようにわずかな変化でも表情が大きく変わる部位、または血管が密集しているエリアは、少量を丁寧に入れることが求められます。

相原理事長
ヒアルロン酸は液体なので、重力で下がることもあります。頬など動きのある部位に多量を入れると、時間とともにたるみが気になるケースも。全体のバランスと骨格を見ながら量を決めていくことが大切です。

また、どれだけ入れるかだけでなく、「どこに・どの深さに・どの方向で」入れるかも仕上がりを左右します。エルムクリニックでは、骨膜上に注入してボリュームを出しながらリフトアップ効果を出す手法など、部位に合わせた打ち方を採用しています。

部位別|ヒアルロン酸の注入量の目安と症例

以下に、主な部位の注入量の目安をまとめました。いずれも個人差があり、実際の量は診察・カウンセリングで決定します。

部位 注入量の目安 ポイント
こめかみ・額 2〜5cc(トータル) 骨格・額の広さに合わせて配分
目の下・クマ 片側0.1〜0.3cc 少量で繊細に。入れすぎに注意
頬のコケ 2〜5cc(両側合計) 頬骨弓の下を中心に入れる
鼻(鼻根部・鼻背部・鼻先) 0.1〜1cc 部位によって量と打ち方が異なる
ほうれい線 両側で2cc〜 血管に注意。浅層・深層の使い分け
マリオネットライン 両側で2〜4cc 凹みの深さにより量が変わる
0.5〜1cc(上下合計) 上下のバランスを重視
0.5〜1cc以上 Eラインや前後方向のバランスで決定

こめかみ・額(2〜5cc)

こめかみは加齢とともに骨や筋肉のボリュームが落ち、くぼみが目立ちやすい部位です。こめかみがへこむと顔全体が老けた印象になりやすく、骨膜上にヒアルロン酸を入れてボリュームを補うことで、額の印象を広げる効果と同時に、フェイスラインを持ち上げるような効果も期待できます。

相原理事長
額は「こめかみが落ちているのか、額の前面が落ちているのか」でまったく打ち方が変わります。額が狭い方の前面にだけ入れてしまうとバランスが崩れるので、額の形と骨格をしっかり確認してから量を決めています。

こめかみだけで最低1cc×両側=2cc、人によっては3cc必要になることも。額の前面(眉上の凹凸が気になる方)には左右各1cc、眉間の凹みにも1cc程度が目安で、額全体でトータル2〜5ccが一つの基準になります。

額|額全体のボリュームアップ症例

額前面の平坦さが気になっていた方の症例です。骨膜上に丁寧にヒアルロン酸を注入し、額の丸みが自然に回復。全体的に顔の上部にボリュームが戻り、若々しい印象になりました。

額・こめかみヒアルロン酸注入の症例写真

施術内容
ヒアルロン酸 額 ジュビダームビスタ3cc
施術金額
165,000円(税込)
副作用・リスク
赤み・腫れ・かゆみ・痛み・しこり・アレルギー反応

※効果の感じ方には個人差があります。

目の下・クマ(片側0.1〜0.3cc)

目の下は眼窩(がんか)という骨の穴に沿ったエリアで、多量のヒアルロン酸を入れると浮き出るような不自然な仕上がりになりやすい部位です。そのため、片側0.1〜0.3ccと少量を丁寧に入れていくことが基本になります。

ともこ所長
クマってヒアルロン酸以外の治療法もあるんですか?
相原理事長
あります。エルムクリニックでは「アイスレッド」というクマ専用の糸治療も行っています。麻酔をして安全な針で入れ、糸だけを残す施術です。溶けながらコラーゲンが生成されるので、6ヶ月ほどかけて効果が発動し、持続性も高いのが特徴です。クマの状態に合わせて最適な治療法をご提案しています。

頬のコケ(2〜5cc)

頬のコケは加齢による脂肪の減少が主な原因です。ヒアルロン酸を入れる際は、頬の横(口腔内側)に多量を入れるよりも、頬骨弓(きょうこつきゅう)の真下から外側にかけて入れていくのがポイントです。横に多く入れると重力で下がり、たるみが目立つことがあるためです。

凹みの改善によって若々しい印象になるだけでなく、皮膚が引っ張られてフェイスラインがわずかに引き上がる効果も期待できます。量の目安は両側合計で2〜5ccです。

鼻(鼻根部・鼻背部・鼻先:0.1〜1cc)

鼻はエリアによって注入量と打ち方が大きく異なります。

  • 鼻根部(根元):0.1〜0.3ccの少量で印象が大きく変わる。入れすぎると顔の印象が変わりすぎるため、少量ずつ慎重に調整
  • 鼻背部(鼻筋):カニューレ(安全な針)を用いて線状に注入。0.5cc以上入れる方も。鼻根部より多めに入れることができる
  • 鼻先:小鼻の見え方を調整する目的で使用。面積が小さいため0.1〜0.3ccが目安
相原理事長
鼻根部は少量でもガッと変わるので、一気にたくさん入れるよりも少しずつ足していく方が自然な仕上がりになります。バランスを見ながら調整していくのがコツです。

ほうれい線(両側で2cc〜)

ほうれい線は年齢を問わず悩まれる方が多い部位です。骨膜上への深層注入で根本からボリュームを補う方法と、浅層から直接線を埋める方法があり、状態に合わせて使い分けます。ただし血管が密集しているエリアでもあるため、たくさん入れる部位ではなく、丁寧に打っていくことが重要です。両側で2cc程度が一つの目安になります。

マリオネットライン(両側で2〜4cc)

口角の下から顎にかけて三角形のくぼみができるマリオネットラインは、深さや範囲に個人差があります。浅いケースでは両側2cc程度から改善が見られますが、くぼみが深い方はそれ以上の量が必要になることもあります。

唇(0.5〜1cc)

唇はご要望が多様な部位です。「アヒル口にしたい」「M字をはっきりさせたい」「上だけボリュームを出したい」など、希望に合わせて上下のバランスを調整します。粘膜のため腫れや内出血が出やすく、また表情への影響が大きい部位でもあるため、上下合計0.5〜1ccを丁寧に入れることが基本です。

また、加齢とともに薄くなった赤唇縁(口唇の輪郭部分)にわずかにボリュームを出すことで、唇が持ち上がって見え、人中短縮の効果を視覚的に演出することもできます。

唇|上下バランスを整えたヒアルロン酸注入症例

上唇の薄さとM字のぼやけが気になっていた方の症例です。上唇の赤唇縁と口角にポイント注入し、上下合計0.8ccでナチュラルなボリュームアップを実現。人中が短く見える効果も出て、全体的に若々しい印象になりました。

唇ヒアルロン酸注入・上下バランス調整の症例写真

施術内容
唇ヒアルロン酸注入 1回(1cc)
施術金額
69,800円(税込)
副作用・リスク
赤み・腫れ・かゆみ・痛み・しこり・アレルギー反応

※効果の感じ方には個人差があります。

顎(0.5〜1cc以上)

顎はEラインの形成やフェイスラインへの影響が大きい部位です。前方に出すのか、下方に延ばすのかによって仕上がりのイメージが変わるため、骨格のベースに合わせて方向性を決めます。量の目安は0.5〜1cc以上で、ドーンと入れすぎると印象が大きく変わるため、段階的に増やしていく方針をとることもあります。

全体の総量と施術の進め方

部位別トータル量の目安まとめ
  • 額・こめかみ:2〜5cc
  • 目の下(両側):0.2〜0.6cc
  • 頬のコケ(両側):2〜5cc
  • 鼻(全体):0.1〜1cc
  • ほうれい線(両側):2cc〜
  • マリオネットライン(両側):2〜4cc
  • 唇(上下):0.5〜1cc
  • 顎:0.5〜1cc以上

複数の部位に施術する場合、トータルで10cc以上になることもあります。ただし、すべてを1日でまとめて行う必要はありません。内出血や腫れのリスクを考慮し、数日に分けて来院いただくケースも多くあります。

ともこ所長
全部位を一度にやるのは大変そう……分けてもいいんですね?
相原理事長
もちろんです。「今日はここ、次回はここ」と計画を立てながら進めていくのが理想的です。カウンセリングで全体のプランを共有したうえで、ご都合に合わせてスケジュールを組んでいきましょう。

ヒアルロン酸はバレる?バレにくい部位・バレやすい部位

「施術したことが周囲にバレないか」というのは、多くの方が気にされるポイントです。ヒアルロン酸の場合、凹みを自然な状態に戻す施術はバレにくく、ボリュームを明らかに増やす施術はバレやすいという傾向があります。

バレにくい部位
  • ほうれい線:深いくぼみが自然な状態に戻るだけなので、気づかれにくい
  • こめかみ:くぼみにわずかなハリが出る変化なので、分かりにくい
  • 頬のコケ:骨格に沿ったボリュームアップは顔全体が自然に若返って見える
バレやすい部位
  • 鼻根部:根元が高くなると印象が変わりやすい。少量ずつ調整が◎
  • :意外と気づかれることも多く、入れすぎると印象が大きく変わる
  • 額の前面:ボリュームアップが一気に進むと変化がわかりやすくなる

バレやすい部位については、一度に多量を入れるのではなく、少量ずつ段階的に調整していくことでより自然な仕上がりになります。「いつの間にか若返っていた」という印象を目指すためにも、カウンセリングで変化の速度やペースについても相談することをお勧めします。

※効果の感じ方・変化の見え方には個人差があります。

まとめ|カウンセリングで最適なプランを

この記事のポイント
  • ヒアルロン酸の注入量は部位ごとに大きく異なる。面積・骨格・血管の状態で変わる
  • こめかみ・頬・ほうれい線は比較的まとまった量が必要(2〜5cc)
  • 目の下・鼻・唇・顎はデリケートな部位。少量丁寧に入れるのが基本
  • 複数部位を施術する場合は、数日に分けて来院するのが安全で自然な仕上がりにつながる
  • 「凹みを補う」はバレにくく、「ボリュームを出す」はバレやすい。少量ずつ段階的な調整がおすすめ
  • 最終的な注入量はカウンセリングで医師と相談しながら決定する

ヒアルロン酸は「どこに・どの量・どの順番で」入れるかで、仕上がりも持続感も大きく変わります。エルムクリニックでは診察とカウンセリングを重ねながら、患者様お一人おひとりの骨格や希望に合った注入プランをご提案しています。まずはお気軽にご相談ください。

※本記事の内容はYouTube動画をもとに再構成・加筆したものです。効果には個人差があります。施術内容・料金・リスクについては診察・カウンセリング時にご確認ください。

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